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【開発】ツナグ働き方研究所 ツナグ働き方研究所テスト環境

01 RESEARCH REPORT2020.03.03

  • 調査/研究

    残業規制による収入減少が社会人の『単発・スポットバイト』を誘発!
    【単発・スポットバイト調査 社会人編】

    多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(https://tsuna-ken.com/ 株式会社ツナググループ・ホールディングス/本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏)」は、21~59歳の正社員・契約社員勤務者を対象に、「単発・スポットバイトに関する調査」を実施しました。正社員・契約社員として勤務しながら単発・スポットバイト勤務経験の有無、頻度、勤務の理由、リピート状況などについて調査、結果をとりまとめましたので、ご報告いたします。

    ※単発・スポットバイト勤務実態調査(全属性n=1,000 2019年調べ)の中、属性が正社員・契約社員、年齢が21歳~59歳までの270名の動向を抽出しレポート作成


     


    ※その他【単発・スポットバイト調査】に関する結果はこちら



    調査結果 トピックス

    1.過去1年間で単発・スポットバイト経験ありは61.5%、全体より14ポイント上回る
    2.入り口は単発バイトだが、その勤務先で長期勤務する人が8割強!実質『副業化』が進む
    3.『副業』を行う理由はお金関連!残業規制の影響で『副業化』が進む
    1.過去1年間で単発・スポットバイト経験ありは61.5%、全体より14ポイント上回る

    正社員・契約社員270名のうち過去1年間で『単発・スポットバイト』の経験ありは61.5%。

    全体総計の47.4%を14ポイント以上上回りました。すでに働いている社会人が、実は一番単発・スポットバイトを行っているという結果が明らかになりました。


    2.入り口は単発バイトだが、その勤務先で長期勤務する人が8割強!実質『副業化』が進む

    今回の調査は「単発・スポットバイトの実態調査」として実施しました。

    ただ前述のとおり特に正社員・契約社員の実施経験割合が高く、頻度もほぼ毎週働いている割合が41.6%(図2参照)と常態化していることも明らかになりました。また頻度を高く働くためか8割以上の人が同じ勤務地で複数回勤務をしていることも判明、39.7%は勤務形態を『単発・スポットバイト』から『長期勤務』に変更して働いていることも明らかになりました。(図3参照)


    3.『副業』を行う理由はお金関連!残業規制の影響で『副業化』が進む

    『単発・スポットバイト』を行う理由の1位は『日払い・週払いでお金を受け取れるから』(26.5%)、2位は『生活費の足しにしたかったから』(18.7%)。上位2項目がお金にまつわる理由となりました。

    19年4月より始まった働き方改革法改正による残業時間上限規制の影響で毎月の残業時間に制限が入り、『生活残業』と化していた残業時間勤務手当の減少で世帯所得が減少。すぐにお金になる『単発・スポットバイト』がその補填として使われているのは明らかです。


    お金が足りないという恒常的な理由、ゆえに長期勤務したいという傾向を考えると、もはや立派な『副業』として『単発・スポットバイト』が社会人に活用されていることが浮き彫りになりました。


    調査概要

    調査期間:2019/10/25~2019/10/28

    調査対象:全国の21~59歳男女

    調査方法:インターネットによるアンケート

    有効回答:1,000名(男性500名・女性500名) うち正社員・契約社員属性は270名(男性189名、女性81名)


    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。