【2020年5月実績】労働市場データ 2020年7月
■就業者数は6,656万人(前月比+28万人、前年同月比-76万人)。
■男性の就業者数は、前月比+4万人、前年同月比-43万人の3,702万人。正規数は前月比-28万人と減少するも、非正規数は同+29万人と増加。
■女性の就業者数は、前月比+24万人、前年同月比-33万人の2,954万人。
■非正規数は2,045万人(前月比+26万人、 前年同月比-61万人)、役員を除く雇用者に対する非正規率は36.6%。
■雇用情勢悪化の影響を受けやすい非正規数が、新型コロナウイルスにより、前年同月比3か月連続でマイナスとなる。
■有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍 (前月比-0.12ポイント、前年同月比-0.42ポイント)と減少。
■下げ幅は1974年1月以来 46年4カ月ぶりの大きさとなり、今年1月より5か月連続で低下している。
■新型コロナウイルスの影響を受けた休業者は423万人で、前月の597万人より減少したもののなお高水準。
■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.31倍、前月比-0.13ポイント、前年同月比-0.48ポイント 。
■有効求人数が751,719件(前月比-87,684件、前年同月比-345,838件)と、5か月連続で減少している。
■求人倍率(季節調整値)は0.90倍(前月比-0.08ポイント、前年同月比-0.25ポイント)と減少。2か月連続で1倍割れ。
■東京商工リサーチによると、外出自粛による来店客減少や臨時休業、営業時間の短縮を迫られた飲食業のうち32件が経営破たんと発表。
■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.66倍、最低が沖縄の0. 78倍。
■5月は47都道府県すべてが前年同月比および前月比でマイナスとなり、1倍割れが1道6県に増加。
■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.73倍、最低は沖縄で0.86倍。
■4か月連続ですべての都道府県で2倍を下回る。
■2.9%と前月より0.3ポイント増加し、17年5月以来の高水準。増加幅はリーマン・ショックの影響が出ていた10年1月以来の大きさ。
■完全失業者数(季節調整値)は198万人(前月比+9万人、前年同月比+33万人)と増加傾向。
■休業者は過去最多の4月より174万人減少した423万人だが、過去2番目の多さに高止まりしている。
■求人広告掲載件数は、職種別分類別で626,328件(前年同月比-57.8%)。
■雇用形態別では、552,092件・前年同月比-59.7%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比-61.1%の縮み。
■4月は前年同月比-42.8%だった「サービス(給仕)」が、5月は前年同月比-73.6%と大幅減少。
■三大都市圏の平均時給は1,075円(前月比0円、前年同月比+24円)。
■19年9月以来8か月ぶりに東海の平均時給が1000円を下回る。
■職種別は「チラシ・パンフレット配布」が-10. 2%、「イベントスタッフ(設営・運営等)」が-4.9%と、サービス系の職種の下げ幅が目立つ。
■三大都市圏の平均時給は1,695円(前月比+88円、前年同月比+59円)。
■4月から大企業に同一労働同一賃金が適用されたことにより、賃金は前年同月比および前月比は全エリアで増加している。
・総務省統計局「労働力調査」
・厚生労働省「一般職業紹介状況」
・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」
・株式会社リクルートジョブズ
「アルバイト・パート募集時平均時給調査」「派遣スタッフ募集時平均時給調査」
※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。
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