【2019年3月実績】労働市場データ 2019年5月
■雇用者(役員除く)は5,616万人で、前年同月比+88万人。うち、正規が同+22万人、非正規が同+65万人。
■非正規率38.8%。前年同月比0.6ポイント増。データが公表されている2013年1月以降で最高値。
■就業者数は75か月連続で増加。正規社員も52か月連続増。
■非正規数は2,176万人、役員を除く雇用者に対する非正規率は38.8%。前年同月から+65万人。
■総務省5月14日公表の「労働力調査(詳細集計)」 2019年1?3月期速報結果では、非正規の職員・従業員は、前年同期比45万人増の2,162万人。
■上記調査では、非正規の職員・従業員が現職の雇用形態についた主な理由は、男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多。
■有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍。前年同月比+0.04ポイント。前月比±0ポイント。求職者数が減少したが、求人数も同程度減少。
■5か月連続1.63倍と高水準が続く。
■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.79倍、前月から-0.01ポイント。前年同月からは-0.03ポイント。
■求人倍率(季節調整値)は1.16倍、前月比+0.01ポイント。
■なお、リクルートワークス研究所が発表した2020年春卒業予定の大学生の求人倍率は1.83倍(前年比-0.05ポイント)、8年ぶりに減少。
■引き続き全体的に前年比を上回る傾向。中でも「建設・採掘」は5.05倍(前年同月比+0.63ポイント)で、6か月連続の5倍超え。
■1・2月と前年を下回っていた、飲食関連「接客・給仕」の職種は、前年比+0.06ポイントの4.15倍だった。
■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井県・東京都の2.14倍、最低が沖縄県1.19倍。
■すべての都道府県で1倍を超えるのは、30か月連続。
■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井県の2.30倍、最低は北海道で1.27倍。
■3月に発表された大型商業施設の届出は、11月・埼玉県「(仮称)ビバモール東松山」など。
■3月は2.5%で前月2.3%から+0.2ポイント。2か月ぶりの上昇。
■男女別では、男性が2.8%(前月比+0.3ポイント)で 女性は2.2%(前月±0)。男性は15-24歳が昨年11月以来、25-34歳が3月以来の4%台に上昇。
■3月週平均の求人広告掲載件数は、職種別分類別で156.8万件(前年同月比+37.2%)。新年度に向けた募集強化でほとんどの職種で件数が増えている。
■抜粋している職種は、軒並み前年同月比伸びているが、中でも「運搬・清掃・包装等」は+80.0%・調理+53.2%と大きく伸びた。
■雇用形態別では、143.5万件・前年同月比+38.6%。「アルバイト・パート」が前年同月比+46.8%と伸びている。
■三大都市圏の平均時給は1,044円(前年同月1,018円)。前月比-2円。
・総務省統計局「労働力調査」
・厚生労働省「一般職業紹介状況」
・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」
・株式会社リクルートジョブズ
「アルバイト・パート募集時平均時給調査」「派遣スタッフ募集時平均時給調査」
※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。
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