【2018年8月度】労働市場データ
■雇用者(役員除く)は5622万人で、前年同月比+146万人。うち、正規が同+94万人、非正規が同+54万人。
■正規数は男性が前年同月比+72万人、女性が+22万人と、特に男性が大きく増加。
■15-64歳女性に絞ると、女性の就業率(人口における就業者数の割合)が70.0%と、初めて7割台に達した。パートなどで増加。
■非正規数は2,108万人、役員を除く雇用者に対する非正規率は37.5%。前年同月から+54万人 ±0ポイント。
■男女別では男性は653万人・前年同月比-1.7%に対し、女性は1454万人・同+4.5%。
■有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍。前年同月比+0.11ポイント。前月比±0ポイント。1974年1月の1.64倍以来の高水準。
■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.83倍、前月から+0.01ポイント・前年同月比では+0.04ポイント。
■求人倍率(季節調整値)は1.13倍。2004年1月の集計開始以来、過去最高値だった7月と同水準。
■ピックアップしている職業以外も含め、ほぼ全職業で前年同月比アップ。
■中でも際立っていたのは、「建設・採掘」4.85倍(前年同月比+0.83ポイント)・「介護サービス」4.07倍(前年同月比+0.44ポイント)。
■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の2.15倍、最低が神奈川の1.17倍。北海道・沖縄の倍率が上昇した。
■沖縄労働局発表の「労働市場の動き」によると、1.21倍は過去最高値。復帰後初の1.2倍台。求人数は、情報通信業(40.0%増) などで伸び。
■北海道は新幹線延伸に伴う工事などの影響もあり、倍率が上昇。
■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井県の2.27倍(前月比-0.01ポイント)、最低は北海道1.23倍。
■福井県労働局発表の「労働市場月報(平成30年8月)」によると、製造業の新規求人数が前年同月比18.1%増。
■完全失業率(季節調整値)は2.4%で前月比-0.1ポイント。15か月連続での2%台。
■完全失業者数は170万人。前年同月比-19万人で99か月連続減少。
■うち、男性は2.5%(同-0.2ポイント)・女性は2.3%(同±0)。
■8月週平均の職種分類別件数は、最も多かったのは「販売」。次いで「サービス(給仕)」・「運搬・清掃・包装等」。
■雇用形態別件数の比率は、「社員」が全体の24.9%、「アルバイト・パート」が66.3%、「契約社員他」が8.8%。
■三大都市圏の平均時給は1,039円(前年同月1,014円)。過去最高を3か月連続で更新。
■職種別ではフード系が1,001円(同974円)と1,000円を突破。全職種で1,000円を超えた。
・総務省統計局「労働力調査」
・厚生労働省「一般職業紹介状況」
・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」
・株式会社リクルートジョブズ
「アルバイト・パート募集時平均時給調査」「派遣スタッフ募集時平均時給調査」
※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。
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担当 :和田
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